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連載コラム
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まちづくり観察記vol.1 丸の内ブリックスクエア三菱一号館広場

2009年9月にオープンした「丸の内ブリックスクエア」。明治時代の姿を忠実に復元した赤レンガの三菱一号館と、ショップやレストラン、オフィスが入った丸の内パークビルディングが並ぶ丸の内の新空間です。
『Nelsis-ネルシス』ではVol.9で、三菱一号館の復元について紹介。完成した今、三菱一号館に面して、都心とは思えない緑豊かな庭が広がっています。今回は、広場の設計を手掛けた株式会社三菱地所設計都市環境計画部のお二人にお話をうかがいました。

丸の内に緑豊かな憩いの場を

右:植田直樹さん(ランドスケープ室)
左:松榮宏幸さん(ランドスケープ室)

植田さん:現状の丸の内は、高いビルの間に格子状の道路が延びているという、少し堅いイメージです。新しい計画があってもビルの周りに歩道として公開空地をつくることが多かった。そういったなかでも丸の内仲通り(以下、仲通り)は、街の中庭のような位置付けにしようとこれまで工夫してきた場所です。そこに今度は、建物に囲まれた本当の中庭をつくるということで、一号館広場をどういったスタイルにするか、が課題になりました。

オーナーである三菱地所からのリクエストは「緑が豊か」「本当に憩える場所」というものでした。既存のオフィス空間にも緑はありますが、建築との関係が強い場合には緊張感が漂っていて、心からリラックスできない。そこで一号館広場では、緑に囲まれて、風を感じて、賑わいがあってという、本当に憩える要素をクローズアップして「緑豊かな憩いの場」をコンセプトに広場づくりを目指しました。

アートが点在し、休憩する場所も設けられている丸の内仲通り
一号館広場へのメインゲートは、仲通りの真ん中に位置する
広場にはベンチや腰掛ける場所が多く、丸の内の憩いの場となっている

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