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設計のヒント
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LIXILのディテールvol.4 空間全体のバランスをとるための部材─ 空間のまとまりを作る、素材・仕上げ選択の自由度

  • 田中敏溥建築設計事務所 木下 治仁(きした・はるひと) 1975年 鹿児島市生まれ。2001年 熊本大学大学院 自然科学研究科 博士前期課程。2001年 建築学専攻 修了。2003年 田中敏溥建築設計事務所入所。http://tanakaaa.com/

    田中敏溥建築設計事務所

    木下 治仁(きした・はるひと)

    1975年 鹿児島市生まれ。2001年 熊本大学大学院 自然科学研究科 博士前期課程。2001年 建築学専攻 修了。2003年 田中敏溥建築設計事務所入所。http://tanakaaa.com/

  • トステム 藤井 文徳(ふじい・ふみのり) トステム株式会社/営業本部・営業商品部

    トステム

    藤井 文徳(ふじい・ふみのり)

    トステム株式会社/営業本部・営業商品部

  • トステム 冨井 智(とみい・さとし) トステム株式会社/商品本部・アルミ住宅商品事業部・サッシ商品部

    トステム

    冨井 智(とみい・さとし)

    トステム株式会社/商品本部・アルミ住宅商品事業部・サッシ商品部

  • トステム 桂 靖彦(かつら・やすひこ) トステム株式会社/商品本部・アルミ住宅商品事業部・ドア商品部

    トステム

    桂 靖彦(かつら・やすひこ)

    トステム株式会社/商品本部・アルミ住宅商品事業部・ドア商品部

  • トステム 森谷 朗(もりや・あきら) トステム株式会社/商品本部・アルミ住宅商品事業部・ドア商品部

    トステム

    森谷 朗(もりや・あきら)

    トステム株式会社/商品本部・アルミ住宅商品事業部・ドア商品部

  • トステム 佐藤 誠(さとう・まこと) トステム株式会社/商品本部・住器建材事業部・開発部

    トステム

    佐藤 誠(さとう・まこと)

    トステム株式会社/商品本部・住器建材事業部・開発部

  • トステム 渡邊 淳子(わたなべ・あつこ) トステム株式会社/商品本部・住器建材事業部・開発部

    トステム

    渡邊 淳子(わたなべ・あつこ)

    トステム株式会社/商品本部・住器建材事業部・開発部

  • トステム 下谷 恭子(したや・きょうこ) トステム株式会社/商品本部・住器建材事業部・開発部

    トステム

    下谷 恭子(したや・きょうこ)

    トステム株式会社/商品本部・住器建材事業部・開発部

木下治仁(建築家・田中敏溥建築設計事務所)
藤井文徳・冨井智・桂靖彦・森谷朗・佐藤誠・渡邉淳子・下谷恭子(トステム)

今回の木下氏の疑問、要望

[Door-002]「準防火地域で使える木仕上げの玄関ドアはできませんか」

木下:玄関ドアの仕上げについて苦心しています。木造住宅の設計が多いので、準防地域以外では木製の玄関ドアを建具屋さんや大工さんに作っていただいます。しかし、準防火地域で延焼ラインを逃げられないときでも、基本的に玄関の扉はやっぱり木で見せたいという事務所の意向があります。何かいい商品や方法はありませんか。

「益子の家」田中敏溥建築設計事務所
撮影:垂見孔士

木下:シンプルでスッキリとした既製の玄関ドアもありますが、それを取り付けた時に、全体の風景として果たしてうまく納まるのかが疑問で、うまく納まらないのではという気がしています。建築基準法の告示でスチールドアの仕様がありますので、それに則ってメーカーさんの方で作っていただいて、それに木を貼るような形で対応することもあります。

桂:スチールの上に木を貼られているのですか?

木下:はい。告示では不燃材であればいいということなので、行政の方に確認して不燃の木で貼ることもあります。

森谷:それは行政の判断として、認められる場合と認められない場合があるんですね?

木下:はい。確認はその都度必要で、大丈夫な時とそうでない時があります。
外壁で仕上げ材がフリーな下地材というがあります。このような、準防火地域でも木を表現できるような下地材が出てきていますが、玄関ドアでもそういったことが可能なのか不可能なのか今回聞いてみたいところです。

森谷:防火認定の構造を前提にして、アルミや鋼板フラッシュの構造下地に貼り付けるという形になると基本構造図と異なり、認められないため製品としては今の状況では無理だと思われます。

木下:あとは性能試験ですか、そういった試作体の試験を重ねることで、大臣認定を取得するということはできないのでしょうか?

森谷:難易度がかなり高く、申請を通すためにはかなりの部分をつくり変えていかなければなりません。結果的にコストもかなり高いものにもなってきますので、難しくなります。

桂:防火認定は難易度が高く、現時点では難しいのですが、今おっしゃっていることにはすごくヒントがあって、これまで既製品でご提供してきた玄関ドアを、カスタマイズできるようにすれば実現できるかもしれません。プラットフォームを用意して、今みたいな形でいろいろなものを、例えば現場で木を貼るとか、あるいはタイルを貼るといった可能性も広がると思います。

木下:防火の認定をとる必要のない場所、そういった所での使い方っていうのもありますよね。

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